更年期障害の原因と改善ストレッチ|かなではり整体指圧
こんにちは、台東区上野3丁目、御徒町・上野御徒町・上野広小路駅近くの整体なら「かなではり整体指圧」の布施です。ブログをご覧いただきありがとうございます^^
ホルモンバランスの乱れから起こるとされている更年期障害。
ほてる、肩コリがひどい、めまい、頭痛、イライラ、息苦しい、胃腸の症状、だるい、足の痛みやしびれ人により症状は違いますが、全身に不定愁訴が及び非常にお辛い状況かと思います。
更年期障害の方の施術をさせていただいている中で、色々な症状の元になっているのは副腎皮質や副腎髄質の
機能低下が大きな要因になっているのではないか?と考えるようになりました。
それに伴い、起こる身体の歪みを改善して行くと症状が緩和されていく方やすっかり元気を取り戻した方を経験しております。
副腎の機能や機能低下により歪みやすい部分のご紹介と改善ストレッチをご紹介させていただきます。
・更年期障害と副腎髄質の機能低下の関係
副腎には副腎髄質と副腎皮質があります。
腎臓のすぐ上にあり小さなホルモン器官ですが、(左は胃の後側の下、右は肝臓の後側の下)身体に多大な影響を及ぼします。
寿命の源泉ともいわれる器官です。
副腎髄質はアドレナリンの放出を行います。
アドレナリンは出すぎると興奮しますが、逆にアドレナリンの放出が少ないと
・だるい、元気が出ない
・痛みを感じやすい
・朝起きても疲れている
なども更年期障害の訴えとして多いものです。
また、副腎髄質は脂肪の代謝する役割もあります。よって機能低下していると太りやすくもなります。太りやすいのも更年期障害の方に見られる傾向です。
アドレナリンは血圧を上げるので、心臓との関連も副腎髄質は強いです。
元気に関係するホルモンを放出する甲状腺との関連があります。副腎髄質の機能低下は、甲状腺に負担をかけてしまいやすいです。
以上のように、更年期障害と副腎髄質機能低下は関連が深いと考えられます。
・更年期障害と副腎髄質の機能低下と身体の歪み
副腎髄質は主に胸椎5番と7番から交感神経の支配を受けています。
上の図を見て頂いて
ちょうどバストの下あたりを結んだ高さが背骨の胸椎7番に対応しており、両方の乳頭を結んだ高さのラインが
背骨の胸椎5番に対応しています。
胸椎5番・7番は背中が丸ったり、猫背気味になるときに基点になり歪みを生じやすい部分になります。
また、横隔膜の一番高い部分は、息を吐くときは胸椎5番の高さにあり、息を吸うときは胸椎7番位の位置に下がり
胸の容量を大きくします。
上手く息を吐けないと腹圧が高まり、内臓全体を圧迫します。
また、背骨が丸まるとお腹は縮むので腹筋や脇腹はいつも緊張している状態になります。
東洋医学では、
胸椎5番は心の状態を反映するツボ
胸椎7番は全身の血流に影響を与えるツボとされ
更年期障害のおける特徴的な症状の、
ほてる、汗が止まらないなどの血行の状態はアドレナリンの放出が少ないのになぜ?と思われるかもしれませんが
、下半身の血行が悪くなり上半身の血が降りにくくなり首肩がコリ、背中が丸まり猫背気味になる影響と考えられます。
・更年期障害と副腎皮質の機能低下の関係
副腎皮質はステロイドホルモンを放出します。
ステロイドホルモンは色々な働きがあります。
・タンパク質の分解(髄質は脂肪の代謝)
・血糖値の増加
・血液中のミネラルバランスを保つ
これらの働きにより腎臓や肝臓に体内の毒素の分量を知らせ、どれくらい働いてほしいか?のサインを送ります。
毒素の排出ができないとむくみや皮膚の症状に。
また、をかくことにより腎臓や肝臓から出せない部分を排出してるとも考えられます。
・抗炎症作用
身体に傷や出来物が生じた際に治癒させるホルモン放出。出がわるいと出来物や腫れものが治りづらいです。
・性器の発育
・子宮の分泌物や精子を作る
卵巣や精巣のホルモンバランスと密接に関連し、副腎皮質の機能低下は生殖器官の機能低下にもつながります。
副腎皮質と髄質の機能低下は、甲状腺、睾丸卵巣、子宮のホルモン器官に影響を与えホルモンの司令塔である脳下垂体の働きにも混乱を与え更年期障害の一因になると考えます。
脳下垂体には自律神経の中枢もありますので、自律神経の混乱を招きやすくなります。弛みにくい身体になりやすいです。
・更年期障害と副腎皮質の機能低下と身体の歪み
副腎皮質に最も影響を与えているのは胸椎11番です。
胸椎11番は体を捻じる動きに強く関与します。体を捻じる動きは脇腹の「腹斜筋」が主導します。
下に腹筋群のイラストを添付。
脇腹の腹筋群は3層構造で
外腹斜筋(浅層):体を斜め前方に捻じる
内腹斜筋(中層):体を斜め後方へ捻じる
腹横筋(深層)息を吐き出すときお腹を凹ます
外腹斜筋と内腹斜筋が一緒に働き体を傾ける
下に動きの模式図を添付
上左図の色線は筋肉の走行ラインです。
緑=腹直筋、
赤=外腹斜筋、
青=内腹斜筋、
紫=腹横筋
他の3つの図は、屈、側屈、体を捻じる際の筋肉の働く際の各筋の動きを示しています。
下右図は、
体が捻じれると歪みやすい胸椎9・10・11番の位置を示しています。
更年期障害の方に多く見られるのは、やや前屈しながら体が捻じれている場合。
下にイメージイラストを添付。
上の図は、
左の肩が前に出て左の腹筋と
脇腹(外腹斜筋)が縮んでいます。
脇腹(外腹斜筋)は肋骨に付着しており
脇腹が縮むと肋骨が引っ張られ背骨も歪みます。
胸椎11番が歪むと副腎皮質は機能低下します。胸椎10番は腎臓、胸椎9番は肝臓に関連の深い背骨ですので、体の解毒機能が低下します。
お腹の左腹筋から脇腹が縮み、
肩や体幹が左前方に突っ込みますと、股関節はその補正で左後方へ捻れやすいです。さらに骨盤も外に引っ張る力が働き開きやすくなります。
肩が前に出ると、
肩こりや肘の痛み、手首の痛み、頭痛、めまい、耳鳴りの原因にもなります。
左のイメージ図を掲載しましたが、右でも起こります。
右に肝臓はありますので解毒という観点では、右に起こる方が悪影響が出やすいと思います。
両方の腹筋と脇腹と縮みますと、両方骨盤が開きます。
下にイメージイラストを添付します。
股関節の歪みは骨盤に影響しますので、卵巣や精巣のバランスの崩れは強くなりがちです。
また、足の痛みやしびれ、むくみにもつながります。特にふくらはぎやアキレス腱に更年期障害の方は問題が出ることが多く、足首や足の指や膝の痛みも伴いやすくなります。
・改善ストレッチ
①仰向けに寝て両膝をできるだけお腹に近づけます。
膝を両手で抱え込み10~20秒キープします。
少しきついかもしれませんが、縮まるお腹、血行の悪い下半身をギュッと縮めその反動で弛ませる効果を狙います。
②できましたら正座で行って頂きたいです。
まず、手の人差し指から小指を深く組み重ねギュッと握ります。重ねた合わせた指の部分を後頭部の所に持っていきます。
この体勢から体を左右に傾けます。
左右傾けやりづらい方がありましたらそちらをもう一回行ってください。キツイ体操ですのでムリに傾けすぎなくても大丈夫です。
今度は体を左右に捻じります。
左右捻じりやりづらい方がありましたら、そちらをもう一回行ってください。キツイ体操ですのでムリに捻じりすぎなくても大丈夫です。
全身調整効果があります。
③正座した状態から
手や肘の助けを借りながら、背中をゆっくり床につけます。足はお尻の下でも外でも大丈夫です。
この状態から両膝の間をなるべく近づけます。膝は床からなるべく浮かないようにします。きついですが全身調整効果があります。
徐々に膝の間がつくようにしましょう!
・野口整体の独自のツボ=活点による施術
改善方法を行っても良くならないならば当院にお任せください!
●当院では野口整体の活点と呼ばれるツボに鍼灸や指圧を行い症状を改善いたします
野口整体は
足裏のどの位置に体重が掛かるか?により骨盤や身体がどのように歪むかを、多くの症例からまとめた整体法です。各人の体の傾向が分かれば、どうして痛みや悩みが発生したかを説明できます。
野口整体ではお腹のどの部分のツボが、背骨のどの部分に対応しているか、ということを詳しくまとめており、腹部活点と呼ばれています。
活点とはツボの中でも特に効果の出やすい部分です。
また、背骨のどの部分が手や足と頭とどういう繋がりがあるかということもまとめられており、
腕の活点、足の活点、頭の活点、首の活点、背中の活点もまとめられており体ののつながりが把握しやすい形になっており原因をつかみやすい施術システムになっています。
更年期障害の様々な症状の対応には、トータルバランスを考えての施術が必要です。野口整体の活点はピッタリな施術法だと考えます。
- ほてるし汗が止まりにくい
- だるい、元気が出ない
- 首肩こりがつらい
- 最近太る傾向が止まらない
- 歪みを改善したい
- 自律神経症状もある
上記のようなお悩みの方、お気軽にご相談ください。
・最後に
疲労が蓄積し硬く凝った筋肉は、筋肉の曲げ伸ばしを感知するセンサー自体の感受性が鈍くなりいつも重だるく感じます。骨化した筋肉は筋肉の表面が凸凹になっています。
例えるならば、買ったばかりのコンセントのコードは表面がツルっとしていますが、何回も捻じったり曲げたりして使っていると表面が凸凹になる感じです。
まず、施術をしてからその状態にあったストレッチや体操を行わないと何年も症状を改善するのに時間がかかってしまい「もういいや」と諦めに入ってしまうかもしれません。
筋肉の表面の凸凹が血行や自律神経や運動神経を乱し、身体の動かしにくさや内臓の機能低下をもたらします。慢性症状の根本原因になるのは、筋肉の曲げ伸ばしを感知するセンサー自体の感受性が鈍くなり、いつも重だるい感じがしやすいです。
ストレッチや体操もしなければ改善はおそくなりますが、コル部分を鍼や指圧でほぐすとと断然回復は早いです。
特に更年期障害の方は、
身体を動かすのがだるい状況で、まず施術されてだるさを改善することをお薦めします。
また、必要な部分に効果的に刺激を入れる方法やポーズも豊富にご用意しております。
歪みを1回改善できたら、もしその歪む部分がまた歪もうとした時に、以前より敏感に感じることができます。その部分の修正運動が自分で分かっていれば再発も防止することも可能です。
患者様と真摯に向き合いもうすぐ20年、3万人を施術、慢性症状専門の整体
JR御徒町駅南口・上野御徒町・上野広小路駅から徒歩4分程です。御徒町駅南口を松坂屋方面に出て頂きます。
JR秋葉原駅より徒歩10分|台東区上野|かなではり整体指圧
当院には慢性腰痛、五十肩、頭痛、慢性肩こり、更年期障害、自律神経失調症、生理痛、膝痛などの慢性症状でお悩みの方が多く来院されます。
近隣では、
台東区上野・東上野・台東・池之端・小島・三筋・浅草、文京区湯島・本郷・弥生・千駄木・根津、千代田区外神田・神田などから来院されます。
当院では骨盤矯正も行っております。姿勢改善、足のお悩み改善、痩身、便秘/下痢改善なども骨盤矯正と共に行っております。
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