膝の痛み(内側)の原因と改善体操|かなではり整体指圧
こんにちは、台東区上野3丁目、御徒町・上野御徒町・上野広小路駅近くの整体なら「かなではり整体指圧」の布施です。ブログをご覧いただきありがとうございます^^
膝の内側の痛みが起こるときに、どのような膝の状態になっているか?のイラストを下に添付させていただきます。
膝の内側の痛みが出る場合の多くは、О脚傾向にあります。(XО脚も含む)大腿骨とスネの骨(脛骨)が捻じれた関係になります。膝の周囲がギシギシとしやすくなります。
脚の外側の筋肉に負担が掛かりことからО脚が始まり、内転筋やふくらはぎにも疲労が溜まりやすいです。私もО脚傾向なので分かります。
整体や鍼灸により施術を行う中で膝の内側の痛みが発生する理由は、
股関節が外股に、スネ(脛骨)内側に捻れ互いに逆に捻じれているケースが多くありました。
痛くなりやすい場所や緩和すべきポイントをご紹介させていただきます。
・О脚になる原因は?
上の図をご参照ください。
原因は足裏の外側に体重が掛かることから始まることが多いです。バランスを崩したときに、足の外くるぶしがグニャっと曲がりやすいような状態に普段からなっています。
その時の足の状態を示す図を下に添付します。
上の図をご参照ください。
足首が内反した状態の接地で歩くことが多くなります。
内反は足の裏が内側を向く状態で、足の人差し指から小指がお辞儀し
、足の親指は反っている状態です。
この状態で歩く時間が長くなると、外くるぶしの部分が内くるぶしに比べ下がってきます。足首から内側が凹みそれが膝にも波及しО脚傾向になります。
外反足(X脚)、普通の足、内反足(О脚)の状態の図を下に添付させていただきます。
内反膝(О脚)は股関節・膝の内側・踵の外側が一直線
外反膝(X脚)は股関節・膝の外側・踵の内側が一直線
直膝は股関節・膝の中央・踵の中央が一直線
の状態を上図でご確認いただければと思います。
始めに外側に負担が掛かり外くるぶしが下がり、膝の内側が凹みその部分の筋肉にも負荷がかかります。膝のスネの骨(脛骨)が内側に捻れる度合いが強くなると痛みが出やすい状況になります。
・足首を内反させる筋肉、スネ(脛骨)を内側に捻じる筋肉
ふくらはぎ深層で足首と膝を内反させる筋肉
上図をご参照ください。
(見づらいと思いますが。。)
ふくらはぎ深層の筋肉群になります。
右側の図で、
赤や青や緑のラインが筋肉の走行になります。足の裏の親指から小指にかけてと、内くるぶしの下の土踏まずの部分に付着しています。
ふくらはぎの深層から足の指や土踏まずを引っ張り、足の裏や指を内側に向かせる(内反)筋肉です。
青は足の親指をお辞儀させる長母指屈筋、
緑は足の人差し指から小指をお辞儀させる長趾屈筋、
赤は土踏まずを内側に向ける後脛骨筋、
になります。
左の図で分かりにくいと思いますが番号と色の対応は、
青=9=長母指屈筋
緑=15=長趾屈筋
赤=1=後脛骨筋、です。
足首を内反させる時は、
足の親指はお辞儀しつつ反る、という動作になっており、スネから長母指伸筋、前脛骨筋という筋肉が足の親指を反らせています。
足首の内反が膝の内反(О脚傾向)を作ります。
もう一つ、膝裏にある膝窩筋は、
膝の上の外側の大腿骨から膝の下の内側のスネ(脛骨)にかけて走行しスネ(脛骨)を外側から内側に引っ張り脛骨を内側に捻れさせます。
膝の痛みの形成になくてはならない筋肉です。
右側の図で、青線で左図で番号は19になります。
・スネ(脛骨)を内側に捻じる、外股にさせる筋肉
〇もも裏と内転筋でスネ(脛骨)を内側に捻じる筋肉、
上の左図をご参照下さい。
もも裏の内側から膝の下の内側にかけて走行する、
「半腱様筋」、
「半膜様筋」(赤い四角囲み)は
脛骨の上部内側(赤丸部分)に付着し筋肉が収縮すると、後ろから脛骨を内側に捻じります。
また、
内股の部分の「薄筋」も
脛骨の上部内側(赤丸部分)に付着し筋肉が収縮すると、脛骨を内側に捻じります。
〇外股にさせるお尻の筋肉、
上の図の右側の図をご参照ください。
お尻の深層で股関節を外股にさせる筋肉で、深層外旋6筋と呼ばれます。黄色の線は坐骨神経です。
深層外旋6筋は、
「梨状筋」「上双子筋」「下双子筋」「内閉鎖筋」「外閉鎖筋」
「大腿方形筋」で形成され大腿骨大転子に付着し収縮すると
内から外の引っ張り外股にさせます。
また、お尻の一番大きな大殿筋も外股にさせる作用があります。
スネ(脛骨)が内側に捻れ、大腿骨が内側に捻れることで、膝の半月板が圧迫されると膝関節の内部が痛みます。
その前段階で、赤丸の脛骨の上部内側の筋肉が付着する部分や膝の裏側や膝のお皿の上の内側がの筋肉が疲労し、その痛みを感じるケースも多いです。
〇お尻や太ももの外側や内転筋で疲れやすい部分
上の図の左側の図で、
青と緑の四角で囲みました部分が、
膝の内側の痛みの他にコリやすく疲れやすい部分です。
外側に重心がかかりますので、
お尻の部分では外側の
「中殿筋」
太ももでは外側の
「大腿二頭筋」「腸脛靭帯」
がコリ疲れやすいです。(青四角囲み)
О脚傾向で膝の内側が凹み内転筋が縮みますので、内転筋の中で最も大きい「大内転筋」(緑四角)はいつも縮んでおり、特に膝のお皿の上の内側部分に疲労や違和感を感じやすくなります。
これらの部分も膝の内側の痛みの緩和に必要です。
・改善ストレッチ
①仰向けに寝ます。
痛みのある方の足を床から15cmくらい上げます。
足の親指を反らし、他の4本の指はお辞儀させ、足裏を床に向けるようにして足首を内反させます。
この状態で5~10秒キープしますストンと足を降ろします。
②仰向けに寝ます。
痛みのある方の足を床から15cmくらい上げます。
踵の部分を突き出すようにします。
次に足首を内側に傾けましょう。
この状態で5~10秒キープしますストンと足を降ろします。
③両足の踵を付け合わせ立ちます。
足先を90度くらいの角度にします。
この状態から膝が離れないように
しゃがめるだけしゃがみます。
立つときも膝が離れないようにして
元の位置に戻ります。
最初はきついので足先の作る角度を緩くし、膝の間にクッションを挟みそれを潰すように屈伸をしましょう。
慣れてきたらできる範囲でなるべく、踵と膝が離れないようにして屈伸をし徐々に足先の作る角度を広げましょう!
・野口整体の独自のツボ=活点による施術
改善方法を行っても良くならないならば当院にお任せください!
●当院では野口整体の活点と呼ばれるツボに鍼灸や指圧を行い症状を改善いたします
野口整体は
足裏のどの位置に体重が掛かるか?により骨盤や身体がどのように歪むかを、多くの症例からまとめた整体法です。各人の体の傾向が分かれば、どうして痛みや悩みが発生したかを説明できます。
野口整体では脚のどの部分のツボが、
背骨のどの部分に対応しているか、ということを詳しくまとめており、腹部活点と呼ばれています。
活点とはツボの中でも特に効果の出やすい部分です。
また、背骨のどの部分が手や頭やお腹とどういう繋がりがあるかと
いうこともまとめられており
腕の活点、足の活点、頭の活点、首の活点、背中の活点、お腹の活点もまとめられており、体のつながりが把握しやすい形になっており原因をつかみやすい施術システムになっています。
膝の痛みがある方は腰にも問題があるケースが多いです。
膝の痛みの施術の際に効果のある、頭や首・背中やお腹の活点を正確に刺激し早期の改善を目ざします。
- 余暇や趣味やスポーツを楽しみたい
- 階段の上り下りがツライ
- ジワジワ痛むのにもう疲れた
- 日常生活でピリッと痛み不便でツライ
- 体の歪みを改善したい
上記のようなお悩みの方、お気軽にご相談ください。
・最後に
疲労が蓄積し捻じれ骨化した筋肉は、
筋肉の曲げ伸ばしを感知するセンサー自体の感受性が鈍くなりいつも重だるく感じます。骨化した筋肉は筋肉の表面が凸凹になっています。
例えるならば、買ったばかりのコンセントのコードは表面が
ツルっとしていますが何回も捻じったり曲げたりして使っていると表面が凸凹になる感じです。
野口整体では筋肉が凹んでいる部分が、よじれ硬く結ばれ米粒くらいの塊ができやすくコリやすくゴリゴリしやすい部分としています。
多くの症例から特に人に共通してできやすい、硬く結ばれる箇所を活点=急所としてまとめています。
膝の痛みと腰痛は関係が深いですし、腰の骨もゴリゴリやボキボキしやすいです。膝周囲ののゴリゴリやボキボキは相関関係にあちます。
腰の骨が歪めば膝の骨も歪みます。
まず、施術をしてからその状態にあったストレッチや体操を行わないと何年も症状を改善するのに時間がかかってしまい「もういいや」と諦めに入ってしまうかもしれません。
筋肉の表面の凸凹が血行や自律神経や運動神経を乱し、悩みをもたらします。慢性症状の根本原因になるのは筋肉の曲げ伸ばしを感知するセンサー自体の感受性が鈍くなり、いつも重だるい感じがするのは骨化筋肉の部分です。
ストレッチや体操もしなければ改善はおそくなりますが、コル部分を鍼や指圧でほぐすとと断然回復は早いです。
また、必要な部分に効果的に刺激を入れる方法やポーズも豊富にご用意しております。
歪みを1回改善できたら、もしその歪む部分がまた歪もうとした時に、以前より敏感に感じることができます。その部分の修正運動が自分で分かっていれば再発も防止することも可能です。
患者様と真摯に向き合いもうすぐ20年、3万人を施術、慢性症状専門の整体
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御徒町駅南口を松坂屋方面に出て頂きます。JR秋葉原駅より徒歩10分|台東区上野|かなではり整体指圧
近隣では
台東区上野・東上野・台東・池之端・小島・三筋・浅草、文京区湯島・本郷・弥生・千駄木・根津、千代田区外神田・神田などから来院されます。
当院には慢性腰痛、五十肩、頭痛、慢性肩こり、更年期障害、自律神経失調症、生理痛、膝痛などの慢性症状でお悩みの方が多く来院されます。
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